オンデバイスAI機能を、お客様のハードウェア上で実装・検証まで
検知AIを1つのMCUで動かします。BOMとメモリ使用量の最適化、機器を動かしても精度が落ちない検知、そしてリリース後のモデル保守まで対応します。ルネサスRA・RZ・RXに最も深い知見を持ち、その他のArmベースのプラットフォームにも対応します。
ギリシャ語のγνώμων(gnōmōn)に由来し、「知る者、見極める者」を意味します。
グノモンとは、日時計の影を落として時刻と方角を示す柱のこと。私たちも同じように、ハードウェア開発を前へ進めるための設計の視点と技術的な明快さを提供します。
革新的な技術で「人を中心とした」スマートな社会を創造する
To make smart Human-Centric society enabled by innovative technologies.
技術は人のためにあります。私たちは小さなチップに検知AIを載せ、介護施設の居室や建物の中で静かに動かします。映像はデバイス内にとどめてプライバシーを守り、リリース後も長く保守し続けます。
提供価値
ハードウェアでの実証
お客様が選定したチップ上で、設定したレイテンシとメモリの目標内に収めて検知モデルを動かします。現在はオンデバイスビジョン、次はカメラとレーダーのフュージョンに取り組みます。
検証
すべての機能をお客様のボード上で検証します。HIL(Hardware-in-the-Loop)回帰テストとシナリオテストを、変更のたびに再実行します。
ライフサイクル
リリース後の継続的なエンジニアリング(サステイニング)と、現場の環境変化に合わせて検知モデルを最新に保つモデル保守を行います。
ソリューション
カメラ・センサー製品向けのオンデバイス検知
カメラやセンサーを搭載した製品を、コスト・メモリ・信頼性の面で最適化したいデバイスメーカーの皆様へ。専門エンジニアがお客様のチームと並走して支援します。
見守り・ケアモニタリング
介護施設や病院向けの在室・転倒・離床検知。映像はデバイス内にとどめます。
施設セキュリティ
暗所や逆光の環境でも、機器がぶつかって向きがずれても動き続ける侵入・うろつき検知。
支援できること
- 目標価格に合わせたBOMとメモリ使用量の最適化
- 機器の移動や部屋の変化による検知精度の低下への対策
- 映像や個人情報を外に出さないデバイス内処理
- 移植・コスト最適化・検証のための専門エンジニアの増強
別のカメラ・センサー製品を開発中ですか?同じアプローチを適用できます。
エンジニアリングの実践
研究開発事例
1つのルネサスRA8P1上で動作し、ボード上で実測した成果です。
リアルタイム姿勢推定
1つのマイコンでリアルタイムに体の動きを追跡します。カメラ入力から17点の骨格推定まで、PC・クラウド・ネットワークを使わずすべてデバイス上で完結します。推論をEthos-U55 NPUに移すことでAI処理を155 msから12 msに短縮し、カメラの全フレームで骨格を更新しても、フレーム時間の約70%に余裕が残ります。映像はデバイスの外に出ず、出力されるのは体のキーポイントだけです。
ハンドジェスチャーで会話
1つのチップで2つのAI処理を実行します。Ethos-U55 NPUでハンドジェスチャー認識を、Cortex-M85で8ビットの言語モデルを動かし、µT-Kernelの固定優先度でスケジューリングすることでカメラのフレーム落ちを防ぎます。子どもが手の形だけで会話でき、カメラのデータはデバイスの外に出ません。
主な受託実績(NDA締結済み)
守秘義務のため、お客様名と製品名は非公開としています。すべての案件はNDAに基づいて実施しています。
組み込みビジョンのメモリ最適化 — RA8P1上で、SRAM 2 MBの上限内に収めるゼロコピーDMAキャプチャとTFLMワークスペースの設計。
RA8アーキテクチャの研究開発 — 周辺機能、DSP、Helium/NPUアクセラレーションの多段階評価を、検証テストスイートとともに納品。
技術領域
オンデバイスAI・ビジョン
- Renesas RA8P1(Ethos-U55 / Helium)
- int8量子化
- 省メモリなモデル実装
- TensorFlow Lite Micro / RUHMI
- CMSIS-NN / CMSIS-DSP
センサーフュージョン
- カメラ:MIPI CSI-2 / パラレル
- 60 GHzレーダー
- サーマル / ToF / IMU
- 判定レベルのフュージョンとゲーティング
- SPI / I2C / UART
検証・テスト
- HIL回帰テスト環境
- シナリオベーステスト
- オンデバイスAIの回帰テスト
- JTAG / SWDデバッグ
- ロジックアナライザ
- メモリフットプリントのプロファイリング
ライフサイクル・モデル保守
- OTAによるモデル・ファームウェア更新
- 現場での性能モニタリング
- モデルの再調整
- サステイニングエンジニアリング
レガシーMCUの移行
- Renesas RA / RZ / RXへの移植
- ベアメタルからRTOSへ
- BOMコスト最適化
- Renesas FSP / e² studio
プラットフォーム・基盤技術
- Renesas RA / RZ / RX
- その他のArm Cortex-M / Cortex-A搭載MCU・SoC
- FreeRTOS / µT-Kernel / Zephyr
- 組み込みLinux(RZ)
- C / C++ / Python
エンジニアリングの理念
実機で確かめる
デバイスの機能が完成したと言えるのは、チップ上で実証され、お客様のボードで検証され、リリース後も保守されているときです。私たちはそのすべてのステップを、範囲と費用を事前に明確に合意したうえで支援します。
進め方
3つのステップで進めます。どのステップも範囲と費用を事前に明確に合意します。
フィージビリティ調査
2〜6週間。範囲と費用は事前に明確に合意します。選定したチップ上で、設定したレイテンシとメモリの目標内でモデルが動くかを確認し、実測に基づく回答と開発計画をお渡しします。
機能開発プロジェクト
範囲と費用は事前に明確に合意します。機能をお客様のボードに統合・最適化・検証し、HIL回帰テスト環境とあわせてお渡しします。
保守サポート契約
年間契約。サステイニングエンジニアリングとモデル保守により、現場で機能が安定して動き続けるよう支えます。
旧世代のMCUをお使いですか?レガシーMCU移行のアセスメントもご相談ください。範囲と費用は事前に明確に合意します。
すでに別のプラットフォームを採用済みですか?お客様が選んだシリコン上で対応します。範囲はフィージビリティ調査を経て決定します。
担当メンバー
チーム
佐藤 潤 (Jun Sato)
東京本社を拠点に、Gnomonsの市場戦略、技術コンサルティング、パートナーシップ開拓を統括。チームのエンジニアリング力を、日本の組み込み・IoT・エッジAI分野のお客様の機会へとつなぎます。
トゥ・タイ (Tu Thai)
Gnomonsのソリューションアーキテクチャとデリバリー戦略を担当。東京とホーチミンの両拠点にまたがり、お客様の要件を実装可能な組み込みシステムへと落とし込みます。初期の範囲検討から納品、その後まで、お客様と密に連携します。
ズイ・ファン (Duy Phan)
ルネサスの各種シリコンプラットフォームで、ファームウェアの設計と実装を主導。RTOS設計、メモリ制約の厳しいファームウェア、TinyMLの実装に深い知見を持ち、試作から量産展開まで製品品質のコードを提供します。
グローバル拠点
拠点一覧
株式会社グノーモンズ
〒141-0032
東京都品川区大崎3-13-5-302
電話:090-9959-0258
〒141-0032
東京都品川区大崎1-20-8-604
電話:03-6417-9103 / 090-9959-0258
メール:services@gnomons.com
Gnomons Vietnam Co., Ltd.
Suite 320, 3rd Floor, Indochina Park Tower
4 Nguyen Dinh Chieu, Tan Dinh Ward
Ho Chi Minh City, Vietnam
電話:(+84) 28 6288 2040
メール:info@gnomons.com
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